会津塗工芸 陶胎焼酎カップ
会津塗工芸のロクロ模様の陶胎焼酎カップです。
陶胎漆器(とうたいしっき)とは陶器に漆塗りを施した漆器を言います。
通常は木の原型に漆を塗り重ねますが、これらは木胎と言われています。
本品の外側の装飾は曙塗りもしくは根来塗りを施しています。
根来(ねごろぬり)とは
和歌山県の当時大寺院であった根来寺で
13世紀に僧侶たちが使う日常食器の制作で編み出された漆芸の一つです。
下塗に黒漆を何度も重ねて朱漆で上塗りをします。
最後に研ぎをいれて朱色の下から黒色を浮かび上がらせる手法です。
全体的には朱色に見えますが下から黒が見え隠れしていい色調になります
この技法でこの商品ではロクロ目を入れ朱色の縞模様を浮かび上がらせています。
曙塗は根来塗りとは全く逆で、
朱塗りの上に黒を塗り重ね、その一部を磨いて下の朱を出す技法です。
焼酎をお湯割りや水割りで嗜むことが大好きな焼酎派に非常に喜ばれる
焼酎カップです。
*写真左:曙 右:根来
|会津塗工芸 陶胎焼酎
|価格: 各6,600円(税込)(1個)
|色: 根来 曙
|塗り: 漆+ウレタン
|サイズ: (カップ)14.5×8.5cm
|素材: 陶器
|生産: 日本
|梱包: 化粧箱